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エディットピアフは何故ヴィブラートをつけたのか?パート3

ボサノヴァもヴィブラートをかけない歌手が多いようです。

この理由を考えるのに、面白い映画が有りますす。ボサノヴァの創成期を描いた「This Is Bossa Nova」です。1950年代終わり頃、リオデジャネイロの海沿いで生まれた音楽を、当時のミュージシャンが、どのようにボサナヴァが生まれていったかをたどるドキュメンタリー映画です。

その中で、「ボサノヴァの歌唱法はなぜ、ソフトで優しいのか?」という問いに、メネスカルが「コパカバーナのアパートのせい」と答えます。「みんな昼間は働いていたので、夜にアパートに集まって練習していたが、練習を始めると、下の階の住人からうるさくて眠れないと苦情が来る。だから段々声量を落として行って最後はささやくように歌っていた。」

それが、ボサノヴァの歌唱法になったというのです。それは、ジョークのような本当のようなエピソードですが、ヴィブラートをかけるとより響きますし、聞き手との間に距離感が生じます。ですから、ボサノヴァ特有の聞き手との親密な距離感には、ヴィブラートは必要ないのでしょうね。

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